新しい WordPress サイトを公開する前に翻訳する方法

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新しい WordPress サイトを作っていて、それが一つ以上の言語を話す必要がある。よく言われるのは「先に全部訳して、一度に公開しよう」です。だからこそ、多言語の WordPress サイトの多くは二つ目の言語にたどり着けません。もっと穏やかなやり方があります。まず自分の言語でサイトを公開し、ほかの言語を一つずつ足し、それぞれを仕上がるまで見えないままにしておくのです。中途半端に訳されたページは誰の目にも触れず、Google も一つとして登録せず、あなたは現実の生活が許すペースで訳せます。

The TranslateRocket language list in WordPress: a green switch next to each published language, a grey one next to the language still being translated
緑は訪問者に見えている言語、灰色は作業中であなただけに見えている言語です。

中途半端に翻訳された WordPress サイトが、翻訳しないより高くつく理由

半分がイタリア語、半分が英語のページは「作業中」には見えません。見捨てられたページに見えます。訪問者は去り、残った人もあなたを前ほど信用しません — 買い手の 76% は自分の言語で買うほうを選ぶ。しかも、あなたの言語が本当にそこにあるかどうかは三秒でわかります。

Google はさらに手厳しいです。翻訳が済む前に言語を公開すれば、ほとんど同じページを何十枚も検索エンジンに登録させ、hreflang タグとサイトマップで世界に知らせ、あとから全部を黙って書き換えることになります。Google 自身の案内もこの点ははっきりしています。 部分的にしか翻訳されていないページは避ける。ユーザーはそれを好まない、と書かれています。

つまり目標は単純です。言語は堂々と作り、仕上がってから公開する。

ふたつのスイッチ — そしておそらく必要なのは二つ目のほうです

TranslateRocket には翻訳を人目から隠す方法がふたつあり、それぞれ別の問いに答えます。

  • プレビューモード すべての翻訳を訪問者から隠します。全言語をまとめて見直すあいだ、サイト全体は元の言語のままです。すでに公開しているサイトの一回目の見直しに向いています。
  • 非公開にした言語は 一つの言語だけを隠し、ほかの言語はふつうに動き続けます。新しいサイトに向いていて、あとから足す言語のたびに使えます。

言語をひとつずつ公開していけるのは、ふたつ目のおかげです。ドイツ語をまだ書いているあいだにも、イタリア語は公開されて売り上げを立てていて、どちらも互いのことを知りません。

ステップ 1 — まず一つの言語でサイトを公開する

まず自分が書く言語でサイトを仕上げてください。本物の文章、本物の価格、本物の写真で。これは思う以上に効きます。あとから直す一文は、すべての言語で訳し直す一文になるからです。いま半日かけて文章を固めておけば、あとで一週間分の訳し直しが消えます。

それからプラグインを入れて、その言語を元の言語に設定します。訪問者にとってはまだ何も変わりません。TranslateRocket が入っているだけの一言語サイトは、ただの一言語サイトです。

ステップ 2 — 二つ目の言語を追加し、非公開のままにする

TranslateRocket →「言語」を開き、追加したい言語にチェックを入れます。バージョン 1.1.0 からは、追加した言語は非公開で始まります。あなたが決めるまでスイッチは灰色のままです。この初期値はまさにこのためにあります。保存した瞬間、翻訳がひとつも入っていない言語がすでに公開状態になってしまうからです。

スイッチが灰色のあいだ、世界に見えているのは正確にこれだけです。

だれが何を見るか
訪問者言語切り替えにその言語の影も形もありません。もし何かの拍子にその URL を開いても、既定の言語へ案内されます。エラーページも行き止まりもありません。
グーグル見つけるものがありません。その言語は hreflang タグからも XML サイトマップからも外れるので、告知されることも、代替版としてクロールされることもありません。
あなたすべてです。実際のページを実際のテーマで、その言語のまま見て回り、その場で直せます。プレビューできる人には引き続きすべてが見えます。

ステップ 3 — 自分のペースで翻訳する

ここからが時間のかかる部分ですが、必ずしも時間がかかるとは限りません。まずログインしたまま一度サイトを見て回り、プラグインに文章を拾わせます。そのあとは好きなやり方を選んでください。自由に混ぜられますし、訳したものはすべて残ります。

  • ブラウザーの中で、無料で、API キーなしで。 パソコンの Chrome と Edge には、端末の中で動く翻訳機能が入っています。ボタンひとつでサイト全体を翻訳します。 実際に時間を計りました。42 秒で 464 個のテキストです。
  • AI を使って。DeepL、OpenAI、Gemini、Claude のキーがあれば、文章はもっと自然になります。1 ページあたり数セントです。
  • 手作業で、ページの上で。 ビジュアルエディターで好きな文章をクリックして書き直します。機械翻訳が自分の言葉になるのは、ここです。

「言語」の画面が進み具合を数えているので、スイッチを緑にできるまであとどれくらいかが常にわかります。

Progress bars in the WordPress dashboard showing how much of each language has been translated
言語ごとに一本のバー。終わった分と残りが、ほかの誰かに見られる前にわかります。

ステップ 4 — 誰も思いつかないところを確認する

言語を公開する前に、訪問者になったつもりで一度通しで見てください。次の四つは、それぞれ二分の価値があります。

  • ページのアドレス。 翻訳されたスラッグ(/it/about-us/ ではなく /it/chi-siamo/)が、イタリア語で上位に出るページと出ないページを分けます。
  • タイトルとメタディスクリプション。 検索結果に実際に印刷されるのはこれです。ページ上には見えないので、サイト全体を翻訳しながらすっかり忘れてしまいがちです。
  • 目に見えない文章。 画像の代替テキスト、リンクの title、フォームのプレースホルダー、ARIA ラベル。検索エンジンもスクリーンリーダーも、そのすべてを読みます。SEO パネルには一つずつ並び、各行からページ上のその要素へ移動できます。
  • 共有したときのプレビュー。 誰かがあなたのページを Facebook や LinkedIn、WhatsApp に投稿したときに出るタイトルと説明です。SEO プラグインが独自のものを設定しているなら、それも翻訳が要ります。

ステップ 5 — スイッチを緑にする

ワンクリックで言語は公開されます。言語切り替えに現れ、サイトマップに入り、hreflang タグが「どのページにもイタリア語版がある」と Google に伝え始めます。本当になる前に何も告知されていない — それがこのやり方の要点です。

そのあと次の言語へ。済んだ仕事はまた使われます。プラグインは一度訳した文をすべて覚えているので、二つ目の言語が、よそで承認済みの文をもう一度訳すことはありません。

半年後、誰もがはまる落とし穴

実際のサイトでいちばんよく見かける不具合がこれで、公開とはまったく関係がありません。

翻訳を終えます。数か月後、あるページを編集します。料金ページに新しい段落、冒頭の一文を差し替え。英語は完璧です。ところがほかのすべての言語で、その新しい段落は黙って英語のまま残ります。TranslateRocket はログイン中の管理者がページを見ているあいだに文章を拾うのに、そのページを二度と誰も開かなかったからです。

いちばん静かな種類の不具合です。エラーもなく、警告もなく、翻訳待ちの一覧にも何も出ません。ただ一段落だけが、違う言語のまま、毎日読まれているページに残ります。

A WordPress admin notice saying that pages changed since TranslateRocket last read them, with a link to scan them
ページを編集すると、管理画面がそれを教えてくれるようになりました。ページ名つきで、スキャンはワンクリックです。

そこで今のプラグインは、最後に読んでから編集されたページの一覧を持ち、管理画面ではっきり知らせます。ページ名つきで、スキャンはワンクリックです。走らせて、増えた数文を訳せば終わりです。この記事から習慣をひとつだけ持ち帰るなら、これにしてください。ページを編集したら、スキャンして訳し直す。

多言語の WordPress サイトを公開する前によく聞かれること

未完成の言語があると Google に評価を下げられますか?

誰もたどり着けないなら、下がりません。非公開のあいだ、その言語はサイトマップにもなく、hreflang タグにもなく、どこからもリンクされておらず、URL は既定の言語へ転送されます。Google に登録するものが何もないのですから、罰されるものも何もありません。

二つの言語を同時に進められますか?

はい。スイッチは言語ごとです。同じサイトで三つを公開、二つを非公開、ひとつはまだ手つかず、ということもできます。

うっかり早く公開してしまったら?

スイッチを灰色に戻してください。言語切り替え、サイトマップ、hreflang タグからすぐに消えます。Google がすでにクロールしていた場合も、次の訪問でその URL を手放します。

言語を公開する前に、すべて翻訳しなければいけませんか?

いいえ。ただし意識して決めてください。ほどよい目安は、トップページから二クリックで届く範囲すべて、それに販売しているなら購入手続きです。訳し残しは壊れるのではなく元の言語のまま出ますが、その一つひとつが、あなたの与える印象に入る小さなひびです。

Elementor や WooCommerce、ページビルダーでも動きますか?

はい。エンジンは出来上がったページを読むので、ブラウザーに表示されるものはすべて翻訳されます。ページビルダーもテーマもプラグインの画面も WooCommerce も含めてです。

この中に有料の機能はありますか?

いいえ。TranslateRocket はすべて無料で、有料版はなく、言語数にも文章の数にも上限はありません。

サイトのお手伝いが必要ですか? 私が引き受けます

私はフェデリコ、TranslateRocket を書いた者です。そして WordPress サイトを作って翻訳することが私の生業です。このプラグインが無料でいられるのはそのためです。アップグレードを売るために機能を削った版ではなく、報酬をいただいている仕事で毎日使っている道具そのものです。

ゼロから作る新しい多言語サイト、立て直すデザイン、いまあるサイトを一言語から十言語へ、目的に合わせた開発、見直した翻訳、毎月課金してくるプラグインからの移行。必要なことを教えてください。私が適任かどうか、正直にお答えします。相手をするのはサポートの行列ではなく、この仕組みを書いた本人です。

全部ご自分でやりたいなら、この記事にあることは今日からあなたのものです。行き詰まったら、それでも遠慮なく連絡してください。

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情報源

  • Google Search Central「多地域・多言語のサイトを管理する」— 部分的に翻訳されたページについて。 開発者.google.com
  • Google Search Central「ページのローカライズ版を Google に伝える」(hreflang)。 開発者.google.com
  • CSA Research「Can’t Read, Won’t Buy」— 29 か国 8,709 人の消費者を対象とした調査。 csa-research.com

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